外国人獲得1番乗りになった、カンザスシティ・ロイヤルズ所属のアルシデス・エスコバー。
過去の経歴をガッチリ紹介していきたいと思います。
2010-18年に140試合以上出場
2008年にメジャーデビューをしてから2010年に145試合出場を果たし、
そこから2018年まで140試合以上出場し続けました。
2019年はホワイトソックス傘下の3Aで96試合出場している、現32歳。
2019年 ホワイトソックス傘下3A成績
96試合 .286 10HR 70打点 OPS.787
ショート→49試合 守備率.972
サード→41試合 守備率.953
守備率だけで見るならまあそれなり。
守備成績は?
ショートということで、まず打撃よりも
「どれくらい守備ができるのか?」というのが気になるところ。
ということで、
まずは2014年から2018年までのUZRを見てみましょう。
UZRは守備指標の1つで、
よくわからない方は高ければ高いほどいいと思ってくれれば大丈夫です。
(いずれもショート)
14年 5.8
15年 7.0(GG賞)
16年 1.0
17年 -0.8
18年 -1.6
順調に下降気味。
メジャーでの相対的な守備指標のため、日本に来たら名手になるかもしれませんが、
来年33歳ということを考えると、ショートをしっかり守れるのかと言われると疑問。
来年つなぎのショートくらいでしか計算できなさそう。
守備位置は?
ショート以外にどこを守れるのか?
これも割と重要。
今年の3Aのようにサードは出来るのと、
2018年にセンターを6試合ほどやっているので
できなくはないけど・・・って感じか。
正直、三遊間しか基本守れない外国人は僕はいらないと思ってるんですよね。
ファーストを守れる&ファーストを守らせるに値する長打力がある選手を連れてきて、
村上すら競争にさらしたいと思っているので。
これに関してはこちらの過去記事で詳しく触れています。
打撃成績は?
メジャー通算1367安打を打っていますが、
通算打率は.258。
30盗塁以上を2度記録するなど足もありますが、
年齢を考えると盗塁は厳しそう。
3Aでは今年10本打ちましたが、
メジャーでは2桁本塁打はなし。
なので、現状打撃に期待というよりは守備面での貢献を求めているのでは?という印象を持ちました。
年齢を考えると・・・
確かに実績はありますが、
ショートという年齢の影響が大きそうなポジションなのがネック。
大砲タイプは多少年がいっていても日本なら活躍できる可能性はありますが、
ショートという運動量の多いポジションだと、いくらNPBとはいえ下降気味の33歳がしっかり守れるかどうかは不安。
アメリカでの打撃成績も圧倒的ではないですし、
高年俸を払ってメインで起用するのはちょっと怖いかなと思いました。
ただ、プロスペクトがいるとはいえ確かに来年もショートは計算できないため
積極的に補強しようという姿勢は◎。
廣岡中山が長打力タイプだし、塩見もホームランを期待できるため
外国人は必ず大砲じゃなきゃダメ!っていうチーム事情でもないしね。
次はMLBで実績のある20代後半くらいの投手調査をよろしくっす。
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