TwitterやYouTubeの方では以前から予告していたこの企画。
山田哲人さんがトークショーで
「やま~だてつとコールは感動するし初球は見逃したくなる」
という発言をして、ヤクルト界隈のTwitterが湧きましたね。
ただ、「山田哲人は本当に初球を見逃しているのか?」
気になりませんか?
ということでね、今回は山田・青木・村上の全打席を確認し、
初球のスイング率を計算してきましたので、
山田哲人さんがこの2選手に比べてどれくらい初球を振っていないのかを見ていきます。
初球打率など他データなども一緒に見ていったり、
集計していったときに気付いたことだったり、
周辺情報も入れて紹介していきたいと思います。
まずは結論から
※注意事項
①以下の内容
・申告敬遠 ・初球での死球
・送りバントの打席
はカウントしていません。
②セーフティバントは成功・ファウルにかかわらずカウントしています
③手動計算のため、若干のズレがある可能性が非常に高いです。
参考程度にご覧ください。
(3-4時間くらいノートに正の字書いてカウントした・・・きつかったよ)
前半戦
振ってない-振った スイング率
山田 315-63 16.7%
青木 268-79 22.7%
村上 244-101 29.2%
後半戦
振ってない-振った スイング率
山田 199-55 21.6%
青木 150-62 29.2%
村上 166-78 31.9%
通算
振ってない-振った スイング率
山田 514-118 18.7%
青木 418-141 25.2%
村上 410-179 30.3%
【朗報】山田哲人さん、マジで初球見逃していた
まあプレースタイルの違いとかもあるでしょうけど・・・。
気付いたこと
①後半戦の方が初球から積極的にいくようになった
まあこれは見ての通りですね。
考えられる理由としては、
シーズンが進んだことによって
・バットが振れるようになってきた
・ボールが見えるようになってきた
・今年打てるコース、打てないコースがはっきりしてきた
とかでしょうか。
②日によって積極的に行ってそうなときがあった
正確な集計があるわけではないので完全な印象ですが、
1試合単位で初球スイングの数が明らかに多いときがありました。
その日の先発投手の傾向から初球から積極的に行くというチーム単位の作戦から、
こういったことが起きたのかなと予測。
③局地的に初球スイングが激増することがあった
※これは哲人のみ、そしてこれも完全な印象なので正確なデータはありません
基本的にほぼ初球を振らないスタンスの山田哲人さん。
しかし、一定期間異様に初球スイングすることがありました。
特に顕著だったのはオールスター明けで、ガンガン初球から振っていた印象。
その期間調子はどうだったのか、とかも調べられるとよかったのですが、
集計が地獄すぎてそんな余裕はなかったです。w
来年はかなり細かくデータ管理を毎日積み重ねでしていくつもりなので、
より詳しい裏データをお届けできるかなと思ってます!
初球打率はどうなのか?
せっかくここまで初球にフューチャーしたので、
初球打率についても言及していきます。
山田 .348 (46-16)6本
青木 .304 (56-17) 6本
村上 .455 (44-20) 9本
これだけ見ると、村上の初球を仕留める力がこの3人の中だと突出しているように見えます。
しかし、これの打数にファウルや空振りも入れたときの打率はどうでしょうか?
初球をスイングしてヒットゾーンに飛ばした確率
山田 .119(118-16)
青木 .107(141-17)
村上 .100(179-20)
こう見ると、初球からスイングして最も確実にヒットにしたのは哲人だということになりますね。
(まあだからなんだっていう指標ですが・・・
初球にファールや空振りをしてもアウトにはなりませんし)
ただ、
初球は本当にヒットにできると思ったボールしか振らない哲人
浅いカウントを活かして初球から空振りを恐れず振る村上
と、打撃スタイルが数字としてはっきり表れたと言えますね。
まあ正直わかってたことですが、やっぱりこうして数字で改めて出ると面白いなあ~。
スポナビなどに出ない細かいデータを集計していくのは面白い。
こんな感じのより詳しいデータを使ってプロはプレーしてるんだろうなあ。
来年は毎日コツコツいろんなデータを集計してブログにしていきたいと思います。
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