ブキャナン退団について 球団の意図を考察してみる


退団となったブキャナンがKBOの三星ライオンズと契約が決まりましたね。

今回は、ブキャナンの退団に関して思うことについて書いていきたいと思います。

注意
僕の推測・考察・妄想にすぎません。
いろいろな意見があると思いますが、
あくまでもこの記事は僕個人の意見です。

なぜ自由契約に?

まず、なぜブキャナンは自由契約になったのか?というところから考えなければいけません。

2019ブキャナンの成績は
18先発 4勝6敗 99.2イニング 防御率4.79
58奪三振 33与四球

8月は33イニング投げて3勝0敗、防御率1.64で月間MVPを獲得するなど復活を感じさせました。

先発が崩壊しているヤクルトにとって100イニング投げてくれる先発は貴重な戦力ですし、ファンからも人気の選手です。
今の投手陣とこの成績でなぜブキャナンを切るのか?とTwitterではやや荒れ気味でしたね。

ということで次は、なぜ自由契約になったのかを他の観点から考察していきます。

見える理由と見えない理由

ブキャナンに関しての記事を見ていくと、
「大減俸だけど残るなら残っていいよ。」
というのが球団の態度であると予想できます。
一応契約保留者名簿にはしばらく載っていたというところからの推測です。
このことから、今年はブキャナンがいない前提で編成をしているように見えますね。
今年は去年よりも先発として計算できないと判断したということです。

なぜそうなったのか。表立ったところだけで推測するのであれば、
・2019年通年で見るとコントロールもそこまで良くなかったこと
・奪三振が少なすぎること
・3年間やって慣れられている+前に比べて球が劣化していること

などがあげられます。

それだけでなく、ファンには見ることができない細かいところで首脳陣の評価を落としているということもありそうです。

そして、ブキャナン本人だけの問題ではなく他の要因も相まった結果が自由契約ということになったと考えています。
僕が予想するいくつかの要因について見ていきましょう。

似たタイプの外国人を安く2人もとれたこと

新外国人のイノーアクック
この2人はブキャナンと似ており、
三振はそこまで取れないもののコントロールが良くゴロを打たせる先発タイプです。

過去記事やYouTubeの方で詳しく説明しているのでそちらを見ていただけるとより細かいことがわかります。

そしてこの2人が安く取れたというのも大きなポイント。
イノーアは推定6600万・クックは推定6000万です。
おそらくこの2人の総額と、減俸したブキャナン1人分はだいたい同じくらいになるでしょう。

スアレス・マクガフもいるため外国人投手枠自体競争で、
イノーア・クックと似たタイプの新外国人がブキャナンの主な競争相手。
ブキャナンも入れれば3枠を5人で争うことになります。
そんな中どれくらい起用機会があるかわからないブキャナンに1億弱払うのはどうなのか?
という考えをフロントが持っているのではないかなと推測しています。

ただ、
「それでも今の投手陣は何人投手がいても心配だし、外国人が成功する保証もないから保険としてブキャナンを雇っておいてもいいのではないか?」
と考える人もいると思いますが、僕はその意見には反対です。

次はその理由についての話をしていきます。

ブキャナンなしでなんとかなりそう?

まず僕は球団がブキャナンを構想外としていると思っているので、
それでいくとブキャナンは今年残っていても役割としては先発の保険要員になるでしょう。
しかし、外国人先発投手が保険となれるのは同じ外国人先発投手に何かあった時だけ
外国人枠の都合上、基本的に日本人投手の保険にはなれないのです。
出番がないとは言いませんが、かなり起用機会が限定されるのも事実です。

2019ブキャナンの穴に関してもそこまで問題はないかなというのが僕の見解です。
イノーア・クックの2人を合わせれば少なくとも埋まりはすると思ってますし、
なんならスアレスも含めた3人をうまく起用していくことでブキャナン+樹理のイニングもある程度埋めてくれると思います。
(樹理は契約更改時に今年投げられるかわからないというニュアンスの話をしていたので)
樹理とブキャナンは合わせて175イニングほど。流石にこの3人で埋まらないと投手が崩壊する・・・。
防御率も合わせて4.70くらいなのでハードルはかなり低い。

しかもこれは最低限の話。
外国人投手3人のうち1人でも当たれば成績的にも金銭的にも大きなリターンを得られます。
安い費用で最低限ブキャナンらの穴は埋められつつ当たり投手に恵まれる可能性もあると考えると非常に合理的に思えますね。
そう考えると、起用機会が限られて年俸もそれなりに高いブキャナンを雇わないのもアリなのかな。

大卒投手3人の加入も大きいですね。
保険としてのブキャナンを使う分をルーキー含む若手投手たちにうまく登板機会を割り振ってあげたいなという感じです。
高津監督となり投手運用も上手になりそうなので、どう若手を起用していくかにも注目してみていきたいと思います。

放出は本人のためでもある

三星ライオンズとの契約は年俸約9000万円と言われており、
「それくらいならヤクルトも契約できたのではないか?」と思うかもしれません。
しかし、ヤクルトに9000万で残るのと他球団と9000万で契約するというのは意味合いが大きく違ってくると僕は思います。
その理由は フラットな勝負ができるかどうか という点にあります。
ヤクルト首脳陣は良くも悪くもブキャナンのことをよく知っていて、そこまで計算できないという烙印を押してしまっています。
(契約がなかったことからの推測になりますが)
それに対して獲得した球団はブキャナンを必要な新戦力として契約しているわけですから、
プロ野球選手としてフラットな目でポジション争いをさせてもらうことができます。

KBOでキャリアを積むことによってNPBやアメリカでいい契約をもらえるようになるなど、
ブキャナンにとってもキャリアアップのチャンスになる可能性があります。
キャリアアップをするためにはとにもかくにも投げて結果を出さないことには始まらないですからね。
出場機会を求めてKBOにいったのはブキャナンの今後にとっても良い選択だったかもしれません。

ブキャナンにスワローズ愛があったのは間違いないでしょうし、
契約が完全に決まるまで期間があったので相当迷ったかとは思いますが、
この選択がブキャナンにとって正解であると良いですね。

いい選手やったなあ・・・

ここまで見ていくと僕がすごくドライな奴にみえますが、
ブキャナンはめちゃくちゃ思い入れのある選手なんです・・・。
僕は2016年からヤクルトファン、きちんと試合を見始めたのが2017年から
というのはちょくちょく言っているのですが、
その2017年からヤクルトに尽くしてくれて本当に大好きな選手でした。

2019年のいつぞや(多分7/23)、東京ドームで久々に先発したときに初回からボコボコに打たれて、
「これはもう最後の登板になるかなあ・・・」と思ってさみしくなってたら、8月見事に月間MVP
そして9/7のセーフティ→三塁コーチャー無視で激走のアレを見てマジで感動しました。
あとは久々に勝ったときのヒロインで号泣した日・・・。

いろいろ考えると退団はしょうがないのかなあと思いましたが、やっぱりさみしいですね。
またヤクルトに帰ってきてほしいなと思う素晴らしい投手でした。


ファン5年目の年を迎えて、好きだった選手が去っていくさみしさも経験するようになりました。
新しい出会いはもちろん、好きだった選手の別れというのもプロ野球の醍醐味のひとつなのかなと思えてくるオフシーズンとなりました。

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